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古事記と日本書紀

 

 

コトタマ学(原理)を勉強するには古事記と日本書紀は欠かせない学問です。その他にコトタマ学を解き明かす方法は世界に一つもございません。ことに古事記が最も大切な学問になります。

古事記を知らないでコトタマを解く人がいらっしゃるとしたら、それは「まやかし」です。コトタマを知っていて古事記を知らない方も「まやかし」です。古事記とコトタマは切っても来れない関係です。

古事記は人間の心の構造とその動きを言霊で示し、その上で結論理念を確立することを主眼として編纂されたのであり(七一二年)、その八年後日本書紀が古事記の原理に則って実際の創造活動を起こす動きの法則を後世に遺すために選上された(七二十年)のであることが理解できるのです。

 

古事記はコトタマの教科書として神話が書かれています。日本書紀の神話は古事記の神話とはガラッと違いまして、コトタマ原理が分かった人がどうしたら、政治等々に活用することが出来るかの心の経緯が書かれています。

日本書紀は漢文で書かれて日本文をそのまま漢文になおしただけのお話ですからそれは問題ないのですが、古事記だけは正確に読み解いてはなりませんよ、その真実は何処に隠してあるのか、と謎々をもちまして書かれています。

千二百年間は絶対に読まれない、真相が分からないように。

後世、このコトタマの原理が出る時に、第二の物質科学文明が成就する時をしっかり計算にいれ、古事記をこじつけました。

​「島田氏の講話より」

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